top of page

NEWS

新 着 情 報

新店舗や新商品の情報のほか、各施設の企画展・特別展・イベントやミュージアムショップの新着情報をお届けします。

毎日、水族館や博物館・美術館に通うショップスタッフならではの、旬でレアなお便りもあるかも!? ぜひご覧ください。

【ショップ便り】市川市動植物園 園長インタビュー|「GAEDEN OASIS」のここまでとこれから

市川市動植物園「GAEDEN OASIS」がオープンして3ヶ月が経ちました。ゴールデンウィーク直前にオープンし、梅雨を経て、いよいよ夏休みを迎えるにあたり、園長の水品繁和さん(以下水品園長)と、園長の奥様で飼育員兼グッズ開発担当の水品廣子さん(以下水品さん)に、ここまでの感想とこれから期待することをお話を伺いました。



―水品園長をはじめ、園のスタッフの皆様に日頃より「GAEDEN OASIS」をご利用いただいており、ありがとうございます。第一印象をお聞かせいただけますか?


水品園長:まず、想像以上に綺麗にしてくださって嬉しいです。やっと、動物園として無いとおかしい、と思う重要なパズルのピースを埋めてくださった、という思いです。



水品さん:とても市川市動植物園らしいショップで、特にぬいぐるみの多さが嬉しいです。大きなアルパカのぬいぐるみなんて、なかなか無いですし、同じレッサーパンダでも何種類もあるので、お気に入りの一匹を見つけられるラインナップがありがたいです。


―ありがとうございます。弊社運営となる前はどんな状況だったのですか?


水品さん:以前は30年前からの、味のある昔ながらの売店でした。オリジナル商品は園のスタッフで作っていましたが、技術がないので立体物はできず、印刷で作成できる範囲のポストカードやクリアファイルなどがメインでした。近隣の動物園などが、素敵なオリジナルグッズを開発しているのを目にして「いつかうちも作れたら…」とは思っていました。


―グッズが作れるところ、というのが、ひとつの選定要素だったわけですね。


水品さん:そうですね。スタッフやショップの方とみんなで協力しながら「うちらしいグッズを作りたい」という思いがありました。プレオープン時のぬいぐるみくじが大人気で、みなさん大小のレッサーパンダのぬいぐるみを抱えている様子を見た時に、お客様も思い出を託すお土産を求めていらっしゃるんだなぁと感じて、夢が広がりました。



―「市川動植物園らしい」というのはどんなイメージなのでしょうか?


水品さん:うちは、新しくて大掛かりな施設でもなく、野生みあふれる凄みのある派手な動物がいるわけでもないのですが、ほのぼのとした可愛さや「こんなに近くで見ていいの?」という生き物との近さが魅力の動物園だと思っています。



―確かに動物との距離がとても近いですよね。触れ合いコーナーでなくても、触れることができそうなほど近いので、動物の仕草などがよく見えて、つい、時間を忘れて観察してしまいます。


水品園長:奇をてらうことなく、身近な動物であっても基礎基本に忠実な生活を送る様子を見ていただくこと。そして、動物たちが健康健全に一生を過ごせるようにすること。そういうシンプルなことを大事にしたいと考えています。実はそれが一番難しいことなのですが、基本的なことに目を向けている動物園でありたいと思っています。

そういう意味でこれまでは、動物を見て触れて楽しく過ごす1日の中で、食事をしたりお土産を買ったりする場所がないというのは不完全な状態だったと思うんです。ようやく、園と同じ方向を見て歩いてくださるオークさんにショップを運営していただき、やっと必要なものが揃ったと感じています。


―ありがとうございます。園のコンセプトやお気持ちに添いながらも、プロとして想像を超えるショップ作りを目指しておりますので、間違った方向に行っていないということが確認できまして、安心いたしました。


気分で選べる! 食の選択肢が増えて滞在が快適に


―園の周辺に飲食店やコンビニがないので、ランチ調達は喫緊の課題でした。オープンしてすぐに、スタッフの方にも「これでいつでも安心してご飯が食べられるようになりました」とおっしゃっていただきましたが、フードメニューの方はいかがでしょうか。



水品園長:とてもスタンダードで、あるべきものがある、という感じのメニューがいいですよね。キッチンカーに何台か来ていただいていていますが、キッチンカーというのは個性がウリでもありますから、ピンポイントで美味しいお料理を出される方が多いですよね。スペシャルなメニューというか。対して「GAEDEN OASIS」の方はとてもオーソドックスで、カレーやうどんなど毎日でも食べられるメニューが揃っていて、うまく棲み分けされているなと感じています。



―そうですよね。かちあわずに共存できるようなメニューで良かったなと思います。お客様にとって、テッパンメニューかスペシャリティーか、選択肢が増えるのは楽しみにつながりますよね。市川市動植物園らしいメニューとして、何かアイディアがございますか?


水品園長:例えばスマトラオランウータンのイーバンは毎朝、ふすまのジュース、小松菜やインゲンなどの野菜、フルーツ、ヨーグルトを食べているんですが、とってもヘルシーでバランスの取れた食事です。これをうまくアレンジして、「3食限定!イーバンの朝ごはん」なんておもしろいかなと思います。


水品さん:パンケーキにチョコペンでお絵描きできるようなメニューも、子供に受けそうですね。


―それは楽しいですね。動物がどんなものを食べているかの理解にもつながりますし、今見てきた動物をパンケーキに描くのも、思い出になりますね。いずれも「映え」も意識したら、おもしろいメニューになりそうです。ありがとうございます。


今後の展望―楽しい案がたくさん浮かんできましたー


―オリジナルグッズとして、現在レッサーパンダのぬいぐるみを作成中ですが、他にこんなものがあったら、というご要望はありますか?


水品さん:オリジナルのぬいぐるみはとっても楽しみです。試作品を見ましたが、すごくかわいくて! オリジナルらしい他では見ないレッサーパンダになっていて、できあがりが待ち遠しいです。ほかにもオランウータン、ミニブタなどの家畜類、カワウソ、アルパカなど、代名詞的な動物がいますので、何か楽しいグッズになったらいいなと思っています。

この間ご提案いただいたフレークシールも、あんなかわいいシールが作れるなんて知りませんでした。子供に人気が出そうな商品で楽しみです。



水品園長:レッサーパンダの肉球クッキーが欲しいですね。「市川市動植物園に行ってきました」とご近所に配るような、気取らない個数の多い箱詰めお菓子があると、それをお土産にもらった方が、「久しぶりに行ってみるか」という来園動機につながるかと思うので、できればお願いしたいです。


―そうですね。近隣の方はみなさん遠足などで動物園を訪問した経験をお持ちのようですので、再訪のきっかけになると良いですよね。貴重なご意見、ありがとうございます。


水品園長:実は2023年4月から、動植物園が市川市経済観光部に所属することになったので、道の駅などと協働することも視野に入ってきました。「みんなで作る動物園」「市の名産・名物が揃う、市民の展示室」というような、広く開かれたコンセプトで、イベントなどを計画していければと思っています。



―すごく楽しいですね。動物園に行けば我が街の美味しいもの、旬のものが買える、というふうになると、ますますリピーターが増えそうです。ぜひ「GAEDEN OASIS」も一緒に取り組みに参加させていただきたいです。


水品園長:これからいろいろな連携ができると良いですね。今後ともよろしくお願いします。


―こちらこそ引き続きよろしくお願いいたします。今日は楽しいお話を伺えて良かったです。お時間をいただき、誠にありがとうございました。


市川市動植物園 https://www.city.ichikawa.lg.jp/zoo/


(取材日:2023年6月29日 聞き手:広報・大関)

閲覧数:584回

Comments


bottom of page