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新店舗や新商品の情報のほか、各施設の企画展・特別展・イベントやミュージアムショップの新着情報をお届けします。

毎日、水族館や博物館・美術館に通うショップスタッフならではの、旬でレアなお便りもあるかも!? ぜひご覧ください。

【ショップ便り】はにてん展リポート〜九州国立博物館エントランスにて「はにわ店長展(はにてん展)」が開催されました‼️

  • 広報:大関
  • 6月3日
  • 読了時間: 7分

更新日:6月4日

こんにちは。コンテンツマーケティング室の大関です。

九州国立博物館ミュージアムショップの店長といえば、はにわのぬいぐるみの女の子「はにてん(はにわ店長)」! コロナ禍にうまれた、ショップの救世主ともいえる人気者です(誕生秘話と日々の様子はコチラの記事をご覧ください)。

 

そのはにてんの夢が叶い、このたび九州国立博物館にて「はにわ店長展(はにてん展)」が開催されましたので、その様子をご報告します。同館では「はにわ展(1/21〜5/11)」が開催されており、それに合わせて4月15日〜20日までの6日間の期間限定展示でしたが、5年間の「X」の集大成として、「はにてん愛」満載の内容となりました。

多くの来館者様が行き交うエントランスで開催
多くの来館者様が行き交うエントランスで開催

場所はエントランスの中央! こんな一等地に良いんですか!? という場所をいただき、特設会場が設営されました。博物館職員の皆様の間でも「はにてん」は人気者で、「はにてん展」を開催したい旨のご相談をしたら、「ぜひ、はにわ展の開催中にエントランスでやりましょう!」とご快諾いただき、実現へと漕ぎ着けました。

博物館の「X」でも告知をしていただきました
博物館の「X」でも告知をしていただきました

展示はジオラマを中心に、パネルと小道具の実物展示で構成しました。週末はクイズに答えたらミュージアムグッズがもらえるくじ引きイベントも開催!

投稿を365日毎日欠かさず5年間以上続けてきているのですから、撮影した写真の数も膨大です。その中から、業務の合間を縫ってテーマに沿った写真を選び出すだけでも一苦労。愛着があるだけにあれもこれも紹介したくなる気持ちを必死に押さえ、これぞという写真で綴られた、はにてんの歴史です。


<ジオラマ展示>

これまで作った大道具を組み合わせたフォトスポット

 

<パネル展示>

・はにわ店長とは…?・九博埴輪新聞「なぜ 埴輪店長なのか」 ・カレンダー(2021〜2024)

・年間トピック(2020〜2025)

・毎日つぶやきようとよ〜日々の様子〜

・毎日つぶやきようとよ〜特別展やトピック展〜

・毎日つぶやきようとよ〜芸術はにてん〜

・毎日つぶやきようとよ〜お仕事はにてん〜

・毎日つぶやきようとよ〜食べ物はにてん〜

・毎日つぶやきようとよ〜はにてんダイジェスト〜

・動画のつぶやき(X投稿)をモニター放映


 <実物展示>

・手作りの衣装

・手作りの小道具

・スケジュール


「はにわ展」開催中ということもあり、興味を持ってご覧くださるお客様も多く、コスプレ展示として楽しんでくださる方から、ショップご常連のはにてんファンの方まで、深度は様々ですが、総じてテーマの再現度の高さ、衣装の凝り具合に感嘆の声を上げてくださっていました。

「はにわ展」をみてきた後ならピンとくるはにてん達がいっぱい!よく似てる!
「はにわ展」をみてきた後ならピンとくるはにてん達がいっぱい!よく似てる!

インバウンドのお客様も「はにわ展」で埴輪をお知りになったようで、「HA NI WA?」とお声がけくださるので「Yes! HA NI WA costume play」と応えると、「Oh!Cute!」と写真を撮ってくださり(カタコト英語すぎてお恥ずかしいですが)、「はにてん」の魅力は国境を越えることが証明されました。

週末に開催したイベント風景
週末に開催したイベント風景

<お客様の反応>

・Xをやっている、手芸をしている、など共通点がある方ほど共感してくださった。

・すべてスタッフの手作りであることをお伝えすると、あらためて初めから展示を見返してくださる方が多かった。

・「いつもX見てます!」というはにてんファンの方は、「これも良かったー」「これは驚いたのよ」「え、これそんなに前だった?」と過去の投稿に思いを馳せ、総集編を楽しむかのようにじっくり鑑賞してくださった。

・元建築関係にお勤めの方が家の作りを見て「とても大変でしょう、すごいですね」とおっしゃり、どうやって作成しているのかなど、作り手らしく制作に興味を持ってお訊ねいただいた。

・ご自身も人形の服を作られるとのことで、「ワークショップないんですか」とのこと。その場で写真や動画を撮り、早速ご自身のインスタにアップ。

・「はにカレー」などグッズ展開があることをお伝えしたら、その後ショップにマグネットを買いに来てくださった。

・数人でお越しいただき、みなさんで「X」と「Instagram」をその場でフォロー。これからは毎日はにてんもチェックしてくださるとのこと。

・ジオラマでご自身のアクスタやぬいぐるみと記念撮影を撮る方も多く、みなさんこだわりのアングルで何枚を写真を撮って楽しそうだった。

 

また、開催初日は嬉しい出来事もありました。はにてんファンのお客様が「祝!開幕」の花輪をお持ちくださったのです! はにてんにぴったりのサイズ感といい再現性といい、さすがよくわかっていらっしゃる! 一気にはにてん展に箔が付きました。ミュージアムショップのキャラクターでありながら、こんなふうにファンの皆様に支えられ、本当にありがたいことです。

お客様お手製の「祝!開幕」花輪
お客様お手製の「祝!開幕」花輪

コロナ禍の無人の店内で、はにわのぬいぐるみに来館促進のつぶやきをさせてみようと閃いた、九州国立博物館ミュージアムショップのリアル店長に、念願の「はにてん展」開催を終えた感想を伺いました。

 

ー「はにてん展」お疲れ様でした リアル店長:夢の日々がとうとう終わってしまった…というのが率直な感想ですね。 思い起こせば、2022年の10月2日『美術を楽しむ日』に因んで「いつの日かはにてん展やりたいね」なんてスタッフと話しながら、【はにてん展を見ている埴輪たち】の写真を撮影してつぶやいたのがきっかけでした。 しかも、その時にフォロワーさんから「ぜひ見てみたい」「楽しみにしています」というようなコメントをいただいて、私たちの意識も現実味を帯びてきて、いつか‼️ いつの日か‼️ 必ず…と、思いを募らせながら2年半経っていました。 私たちスタッフ口癖となっていた「はにてん展、やりたかね~」が、『特別展 はにわ』のタイミングで博物館の協力を得て実現するとなった時は、スタッフと一緒に鳥はだを立てながら話し、なぜだか解らないけれどふるえました。とはいえ、準備期間はわずか2週間。のんびり喜んでいる暇はなく、ただただ突っ走った2週間でした。 開催してからもあっという間の1週間で、正直言うとあまりはっきりと記憶が…(笑) というぐらいの慌ただしさだったのですが、最高に楽しかったです‼️

ー「はにてん展」開催前と後で、SNSのフォロワー数は増えましたか?

リアル店長:はにてん展を開催して、実際のところ「X」や「Instagram」のフォロワーが伸びたか? というとそれほどでもないのですが、売場のリアクションは大きかったです。来館者は前週比110%程度でしたが、はにわ関連商品の売行きは前週比130%、はにてんグッズ(缶バッチ、マグネットなど)に至っては前週比200%(!)でした。

はにわ関連グッズとはにてんグッズ
はにわ関連グッズとはにてんグッズ

ー「またやってほしい」という声も聞かれましたね リアル店長:SNSコメントでも、売場でも、はにてん展オリジナルTシャツの販売希望の声や、はにてん展次回開催のご要望もたくさんいただきましたので、何かしらの爪痕は残せたのではないかなと思っています。

ただ、まだまだ全然やり切れていません‼️ もっともっとやりたかった事があって、終わった瞬間から次から次へと構想が止まらないスタッフたちと共に、次回への希望を胸に日々コツコツと進んでいきたいと思います。 本当にありがとうございました‼️

 *****

私もたくさんのお客様とお話をさせていただき、「次はワークショップもやりたいな」「着せ替えキットの販売も楽しいんじゃないかな」など、ショップスタッフの一員になったつもりで、夢が膨らんでしまいました。 次回展を実現できるよう、はにてんにはこれからもたくさん呟いてもらいたいと思います。 皆様も応援をよろしくお願いします。 九州国立博物館ミュージアムショップ 公式Xアカウント https://x.com/haniten989 九州国立博物館ミュージアムショップ 

〒818-0118 福岡県太宰府市石坂4丁目7-2

TEL:092-918-8818 FAX:092-918-8819

定休日:月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日)

営業時間:9時30分から17時00分まで*特別展開催中の金曜、土曜は20時まで営業

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